No.1 早期発見・早期治療
最近、健康診断等で眼科での受診が必要であると云うコメントの資料を持って受診される患者さんが増えています。病名は「神経性陥凹」。眼球の視神経の陥凹(へこみ)の状態のチェックと視野の欠損(見えない範囲)の存在の有無や大きさから緑内障の進行の具合を診断しますが、緑内障は多くの場合自覚症状が無く、発見が遅れることがあります。一度障害された視神経を元に戻す方法はありません。早期発見・早期治療により進行をくい止めていくことが大きな目標となりますので、資料をいただいた方は早めの受診が大切です。
No.2 かわいい赤ちゃんの誕生で気をつけなければいけない眼の病気
受付で問診して頂いている時に感じることの一つに、生後2~3ヶ月の赤ちゃんで、目脂が良く出たり涙をいつも目に浮かべている赤ちゃんが結構お見えになることです。
お母さんにお尋ねしますと、誕生後の検診で産婦人科の方で目薬を頂いていたんですが、なかなか良くならないから受診したんだと言われます。そのような場合、涙が鼻の方へ流れていく鼻涙管(下水と同じ)が開通していないために起こっている事が多く、目薬では治りません。

これは、涙点から細い針金のようなもの(ブジー針)を鼻涙管に差し込んで、涙の流れを邪魔している膜を突き破るという方法です。この治療は、通常、外来で行われます。ごくまれですが、この鼻涙管開放術を行っても開通できないことがあり、この場合は手術を行うこともあります。
根気良く通水をくり返したりマッサージをしたりしますが、うちのドクターはやはり開放術が早くて確実だと申しております。実際には多くの鼻涙管開放術を当院で実施して成功しています。
河合眼科は豊田市に昭和40年に開業いたしました。約42年間、多くの種類、目の病気の患者さんを診察してまいりました。成人してなかなか涙の通りが悪いと訴える患者さんも多く診てまいりましたが、新生児・乳幼児の時ならこんなに苦労しなくて良かったのにと時々医師はつぶやいています。この病気は、新生児・乳幼児の時に御両親が気をつけて注意して、眼科の診察を受けていれば成人してこんなに困らなくてもよかったのにと思う今日この頃です。
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